当財団が所在するサンタローサ市はラグーナテクノパークという３８７ヘクタールにも及ぶフィリピンでも有数の工業団地を背景に持ち、トヨタ・日産・パナソニック等の日系 企業が数多く進出し、フィリピン各地から熟練した優秀な労働者が集まって来ている所です。そういった者の多くが、日本の先進技術に触れ、興味を持ち、また学びたいと考えています。 しかし、ご存知の様にフィリピンは今、汚職のはびこり　宗教の対立による武力抗争等の数多くの問題を抱え、国民の多くが貧困に喘いでおり、そういった教育の機会になかなか巡り合えないのが現状です。
この国際技能技術移転事業は、その様な向上心溢れる多くの若者に大きな夢と希望、チャンスを与えるものです。
人口９千万人のこの国は、今の日本とは反対に出生率も高く人口も年々増加しており、若い良質の労働力の供給には全然事欠きません。また、南国特有の明るさを持ち合わせ、特にフィリピン人のホスピタリティ精神は世界的にも誇れるもので、世界のいろんな国の あらゆる職業に就いており、その順応性の高さはフィリピンを　世界有数の出稼ぎ大国に伸し上げました。
世界第二の経済大国である日本は今、迫り来る高齢化社会　また少子化等の問題を抱え 将来的にも人的資源の国際化は避けられない状況に来ています。同じアジアの同胞としてお互いに手を取り合って助け合っていけば、近い将来フィリピンは日本のかけがえのないパ―トナーとなっていくでしょう。

渡辺マリア・ロサリオ理事長
 

TVET事業登録証明

名　称アドバンス アビリティ アシスタンス財団法人
所在地フィリピン共和国 ラグーナ州 サンタローサ市 プロンサンタクルス
メルカドビレッジ トーレスプレイスビル
電　話＋６３（４９）５０２－７７７７
FAX＋６３（４９）５０２－１６５２
代表者名渡辺マリア・ロサリオ
設立年月日平成２０年５月２８日
資本金１００万ペソ
従業員11名
主な事業分野人材開発及び日本語講習